26回目(32県目) 長野 野沢温泉村2


道祖神祭り


小正月に正月飾りや締め飾りなどを焼く「どんど焼き」とも
いわれる行事は各地で行われています。
その歴史は古く、平安時代に宮中や公家の宮廷行事として
記録に残っています。



道祖神は、「どうろくじん」「さいのかみ」「さえのかみ」
などとも呼ばれ、災厄の進入を防ぐ神とされ、石像などに刻んで
村境や辻などに祀っています。

また、子供の成長や子宝祈願などの対象として、ほぼ全国に
広く祀られている民間信仰の神です。

中部地方から関東地方を中心とする地域では、この神を石像などに
刻んで村境などに祀り、この祭りとして小正月に火祭りを
行うことがひとつの特徴となっています。

かつて野沢温泉道祖神祭りは、横落のさかきや旅館の前庭と、
寺湯の河原の二カ所で行われ、

前者を「上(かみ)のどうろく神」と呼び、
後者を「下(しも)のどうろく神」と言っていました。
これが大正元年に警察から火災予防のため

「人家から離れること百間以上たること」という達しがあり、
上下の組が一緒になって行うことになりました。

そして場所は上組の片桐家所有地の馬場ノ原に移り、
火元は寺湯の河野家から出すことになりました。


このように全村一致のもとに円満に和合し豪壮な社殿造り、
華麗な初灯籠、清楚で可憐な木造道祖神作製など行事内容は、
以前の様式のまま執り行うようになり、競技的・美的・全村一致の
協力の信仰的要素はますます盛大になって
近郷にない卓越した民俗行事となって存続しています。

 そして日本を代表する道祖神行事の一つとして
平成5年12月13日に国の重要無形民俗文化財に指定されました


ちなみに、迷子中。
どうしてこう、毎度毎度反対方向へ歩くんだろう。


麻釜の湯

長く愛されている証が見えるのに、小奇麗な印象を受けます


趣のある道

開いていれば、共に闘う強敵(とも)がいるなら、

挑戦してみたい・・・ような・・・御当地メニュー

しかし昆虫は・・・難しいですよね

湯気が濃い場所へ

麻釜熱湯湧泉

ここは人が入る場所ではなく、
地元の人が茹でものをする場所。


地元の人のみの特権


見てるだけってのも、寂しいモノです