一人旅12回目(16県目) 宮崎 都萬神社

全国一安い理髪店を見つけました。

・・・確かに、これより安い所は知らない。

町並みを横目に目指したのは

都萬神社(つまじんじゃ)

都萬神社(都万神社とも書くようです)は、その昔、都農神社、霧島神社、    高千穂神社と並ぶ、日向式内四座の一社で、続日本後記に          「承和4年(837年)日向国子湯郡妻預官社」と記されている由緒ある神社。
瓊瓊杵命[ににぎのみこと]が姫を見初めたことから、縁結びの神として、  そして3つ子を無事出産したことから安産の神としても知られる。

宮崎県を紹介するサイト「PhotoMiyazaki-宮崎観光写真」より(HPはコチラ

「お乳の神様のいわれ」


・・・そんな目で見ないでくださいお願いします。

実はこの都萬神社、
その時の気分で寄るか〜程度で。

私が興味を引かれたのは
「日本酒発祥の碑」がある
という

発祥シリーズでも集めようか、というコレクション思考。
決して、お乳が目的で無い事を、強調させて頂きます。

空洞部から出火

強風で樹幹を失う。それでも。

新緑の生命力。日本もこうありたい。

出産河

そうそう、朝早かったのに妊婦さんにお会いしました。
朗らかな挨拶を返して下さり、清々しい気分になりました。
こんな場ですが、母子ともに健康でありますように。

話を少し戻し。
予定・予想以上に、異常に天岩戸神社
早く到着し、時間に余裕が生まれたので。

・・・とはいっても、時計を見ながら行動なんてしないんですけれどね。
気分の問題でしかないんですが。

都萬神社に来られたのは、
やはり縁が合ったから。

と、また話は神社の紹介に。

千年楠の洞洞木。

都萬神社境内内に立ち生える大楠の一部で作られた木洞で慎み・長まる・  通るの意から洞洞木と命名
夢叶う 幸せ招く 願い叶う の通る木洞
通り方 入り口の前で一礼の後、願ひごとを心の中で申しつつ木洞を潜り抜け終わって一礼してください。

・・・ピューッ!≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ

(・_・)))))>〜

ありました、日本清酒発祥

「日本でお米を原料として造った酒の、最古の伝承」

「3人の御子を同時にお生み遊ばせた時、
母乳替わりに甘酒でお育てになったと言い伝えられています」

ビールよりは、日本酒がいいです。
・・・飲み慣れないですが。機会も全然ないし。

さて、入口に周り込み。

一礼して・・・願い事。

交通安全を願えば良かったのでしょうか。
こういうのは無心で行うものとも思いますし。

無心と言うよりは、何も考えず。
狭すぎることはないですよ。メタボ様でも。

薄ら桜が咲き、散っていました。

日本酒発祥も見つけ、洞洞木も発見し、潜り抜け。
早く着き過ぎた分の得は、十二分に頂けましたが。

縁が合ったと、狂喜乱舞!

日本一の大太刀

Wikiや観光サイト見ても「刀」なんて見当たらず。
お酒発祥に縁も所縁も無いだろうと。
「その時、気が向いたら」くらいのプランニング。

それでも私は、大太刀に巡り合えました。
正直、天岩戸神社よりも                   クルスの海よりも喜びました。

家を出発してから、この御前に立つまでの時間、疲労、すべて。
この出会いの布石だった、なんて思ったり(。´Д⊂)

心落ち着かせるため、壁に飾ってある百人一首を眺めて。よし。



銘 備前則次外四名の作

刃渡り 八尺一寸二分 約2.4m

長さ 一丈一尺八寸五分 約3.4m

重さ 十七貫  63.75kg

年代 宝徳二年三月 今より523年前
                  (昭和48年) 




綺麗に撮れたのは4枚。
写真で見れば1スクロール分の時間ですが、
30分は佇み、目に焼き付けました。

神社を巡るのは、信仰心でも徳でもなく。
城を訪れるのは、造形美でも景でもなく。

刀と出会える可能性を、少しでも求めて。

この運命的な出会いでさえ、
次の布石だったのさ!