刃物祭り6

関鍛冶伝承館 展示刀その2

刀と言われると刀身に目を奪われますが、

鍔も好きです。個性や好みがはっきり出ますので。




しかし本命は刀身なので御座います。

作刀者:美濃守政常上ル之

銘:古銘金重

製作日:南北朝時代

刀:72.0cm

反り:2.2cm


真っ黒な刀身で、一部刃零れあり。

それが(゚д゚)(。_。)ウン!


作刀者:兼光

銘:兼光

製作日:室町時代

刀:57.7cm

反り:1.7cm

長良川から採取した砂鉄で造られた刀。

岡山の備前で訪ねた刀匠のように、一から自分の手で携わる。

これ以上に素晴らしい事があるのだろうか。

作刀者:吉田 研

銘:濃州関吉田剱兼久

製作日:不明

刀:不明


上段

作刀者:兼元

銘:兼元

製作日:室町時代

短刀:23.0cm

反り:0.18cm

作刀者:陸奥守大道

銘:(表)陸奥守大道 (裏)文禄三年八月日

製作日:文禄三年八月日

脇差:46.8cm


刀身に彫り込まれた美。

刀は観賞するものではなく使うものだと思いますが、

それでも素晴らしい物は素晴らしい。


作刀者:於東都近江国?明?之

銘:濃州関住兼吉両作

製作日:明治三十九年五月吉日

短刀:27.2cm

反り:0.1cm


当時の日本地図? 細かな地形と地名に見えます。

この小さな刀身にお経が彫られているそうな。


休憩に鞘師や砥師を紹介して、再び刀へ。