23回目(29県目) 栃木 日光東照宮 猿軍団

文化圏を脱出し、拝観券を1300円で購入

豪華絢爛

灯篭? 色んな形でお出迎え


ずらっと囲まれているのは



三神庫


三神庫は下神庫・中神庫・上神庫の総称で寛永12年(1635)に建てられました。


下神庫は桁行7間、梁間4間、切妻、銅瓦葺き、
中神庫は桁行9間、梁間3間、入母屋、銅瓦葺き、
上神庫は桁行7間、梁間4間、切妻、銅瓦葺きで、


三棟とも校倉造り、高床で内部には「百物揃千人武者行列」に
使用される1200人分の装束や舞楽用の装束などが収められています。
上神庫の屋根妻面には狩野探幽が下絵した
「想像の象」の彫刻があり、「三猿」と「眠り猫」と共に
日光三彫刻の1つとされています。

想像の象・・・完全にノーマーク。知らなかった


視線はこちらに釘付けでした。
修学旅行生? 小学生も大はしゃぎ

まずは落ち着いて、足元から確認

・・・・隠れ名所かと思いきや、本当に何だろう

神厩舎



三猿
『見ざる、言わざる、聞かざる』

思ったより遠くて、ズームでも捕えられなかった!


『結婚した二人が協力して荒波を乗り越え、平安な家庭環境を整え、

子宝に恵まれ、子供が生まれれば、親となり、

最初の面の子育てへと辿る事になる。


そして永遠に生命が受け継がれて行く


子は「悪い事は見ない、聞かない、話さない」 そして平安な

心で育てられなければならない』


『左下に逆巻く波、右側の根元には薔薇の花。

右側の猿は長い左手を波に差し伸べ、

左側の猿は腕組みをしている。

二匹とも波を見つめている』


二人で力を合わせれば、『人生の荒波』も

乗り越えられる

『右側の猿は座って腕をお腹の前で交差させ、

正面を凝視している。

左側の猿は何か考え、決断を迫られている』


結婚の意思を固めたもの、まだ至らぬ者。という解釈?

『右側の猿は樹の上で前方を凝視している。

左側の二匹は岩の上にいる。

中央の猿は崖からの転落は免れた状況か』

友達を慰めている?

『二匹の猿が上方を見上げている。

希望を持って上を見上げる青年期のイメージ。

右上に青雲が配され、青雲の志を抱いた若い猿と解釈』


上を見な、身の程を知れ

『一匹の座った猿(未だ立っていない)

どことなく寂しそうなのは、孤独に耐えつつも

これからの人生(将来)を考えている。

やがて立ち上がれば 自立・一人立ちする』

『幼いうちは、純真で周囲の影響を受けやすい。

だから世の中の悪い事は見聞きせず、

悪い言葉も使わせず、

良いモノだけを与えよ。

この時期に、良いモノだけを見つけておけば、

悪いモノに対し(触れ)ても正しい判断・行動が取れる』

『小手をかざして遠くを見つめる母親は、

空間としての遠方ではなく、

時間としての遠方、即ち未来(子の将来)を見ている。

その方向は、バラ色で実り豊かな未来を暗示している』


三猿だけじゃないんだ!!