刃物紹介〜松竹梅 松〜

5,6年前に購入した 切り出し


歳寒三友(松竹梅)


歳寒三友(さいかんのさんゆう)は、宋代より始まった、
中国の文人画で好まれる画題のひとつであり、
具体的には松・竹・梅の三つをさす。

三つ一緒に描かれることも多いが、単体でも好んで描かれる。
日本では「松竹梅(しょうちくばい)」と呼ばれる。


松と竹は寒中にも色褪せず、また梅は寒中に花開く。
これらは「清廉潔白・節操」という、文人の理想を
表現したものと認識された。


日本に伝わったのは平安時代であり、江戸時代以降に民間でも
流行するが、「松竹梅」といえば「目出度い」ことの象徴と
考えられており、本来の、中国の認識とは大きく異なっている。

始原と考えられているのは、中国の宋代において、文同、蘇軾等が
竹を水墨画の主題として描き始め、後、

梅・蘭・菊・松と画題の広がりを見せていく。

刃裏は鑢のような色合い。
削るようなザラザラした感触は無い

3本セット 2万4千円也。


改めて、松



日本では長寿を表す縁起のよい木とされ、
松、竹、梅の3つを松竹梅(しょうちくばい)と呼んで重宝している。

松は常緑樹として冬も緑の葉を茂らせることから、
    若さ・不老長寿の象徴とされる。

日本の城にも植えられているが、非常時に実や皮が食料に
       なるため重宝されてきた。

松の花言葉

「不老長寿」「同情」「向上心」

「哀れみ」「かわいそう」「慈悲」

「永遠の若さ」「勇敢」