一人旅17回目(23県目) 青森 立佞武多の館 その4
その年によってわずかな違いはあるものの、
立佞武多の高さは台座部分約10メートル、人形部分約12メートル。
合計約22メートル前後で統一されている。
中心部分に鉄骨製の心棒、大型の発電機も備えている為
総重量は約17トンにも及ぶ。
表面に張られている和紙は畳およそ600畳分。
針金700kg。
骨組みに使う材木は2トン。
点灯には一般家庭 約10軒分!
針金でキロ単位、コンマt って使うのか。
この角度から見ると、骨組みが透けて見えます。
職人の技術は元より、情熱を感じます。
徐々に台座に近付いています。
巨大でも繊細、所々で はっとさせられます。
貴重な見送り絵、扇灯篭絵
綺麗な額縁に飾られているので、正面から撮れず。
よく見たい方は立佞武多の館まで!
マタギに命を取られると思っているであろう、兎
兎から、弱者から見上げる強者
目線を合わせるって、大切ですね。何にしても。
今までの展示と異なった雰囲気。
掌
夏の風を、熱気をまとわりつかせ、夜気を掻く。
肢
動かずとも、そこには街を闊歩する
立佞武多の足元たる力強さ。
奥が深いというか、味わい深いというか。