一人旅16回目(22県目) 山形 羽黒山〜五重の塔〜

山形に来たものの、目的地は全てスルー

勝手ながら山形県に愚痴を零す。

朽ちて錆びた橋を眺める信号待ち。
赤色が恋しくなる程の
緑に満ち溢れた世界

事前に調べた名所も
 ・・・名所だから訪ねる程度の気持ちだし。

緑に囲まれるなら 別の場所でも問題ない。

・・・・そんな山形県にも空港があるのに
 三重県ってどうしようもないな

月山(がっさん)って読むんだ〜( ゚ ρ ゚ )

心身疲れていたのが原因ですね
楽しい事を楽しいと感じなきゃ、一人旅の意味がないです

普段ならカキッ!(・ω・)bと敬礼の一つでもするのに

そんな錆びついた私を心機一転
リフレッシュさせて下さったのは

月山鍛冶の伝統の美
6/29〜11/27(火曜日休館)

8月21日のトークギャラリーには参加できなかったものの
縁が合いましたv(。・ω・。)ィェィ♪


恥ずかしながら 山形県は刀と縁も所縁も無いと決めつけて。
何も知らないまま、何も調べないまま。

九州方面と迷った事も。
気付かなかったけれど台風が来た事も。
急かされるように山形に来た事も。
事前に調べた名所をスルーした事も。

全てはこの為!(`・ω・´)

ここからが山形県一人旅の 本当の始まり。
まずは元々の目的地の散策から。

羽黒山五重塔


五重塔


明治時代の神仏分離により、神仏習合の形態だった
羽黒山は神社となり、山内の寺院や僧坊はほとんど廃され、
取り壊されたが、五重塔のみが取り壊されずに残された。
江戸時代は五重塔の周囲には多くの建造物があったという。

神社の境内にあるため、「五重塔」という名称はあくまでも
通称であり、正確には「千憑(より)社」と言う末社で、
大国主命を祭神として祀っている。



羽黒山の入り口『随神門』

近くには天拝石なる奇石

天を祭った・・・壮大過ぎてよく分かりません。

随神門をくぐると


長い長い下りの階段

素晴らしい高低差!

周りには天を衝くかのような巨木

大自然山形、象徴とも言うべき光景です。

こちらのサイト様によると

継子坂(ままこざか)と言うらしいです。

階段を下り切ると小さいの神社があります

小さな神社を横切り、更に奥へ進むと
緑色の世界に 鮮やかな赤

祓川(はらいがわ)に架かっている
朱色の祓川神橋

こちらが祓川

とても澄んでいます

積んだ石に支えられる橋  素敵!

今度は登りが待っているようなので、

橋から見える 神々しい場所に寄り道

苔の〜生〜す〜まで〜♪

不自然なまでに自然な深緑色

穏やかな長い年月を感じます

緑の中、赤色が良く映えます

マイナスイオン

・・・・最近聞かなくなりましたね

森の中とは言え、歓談を下っての蒸し暑い環境。
緑と水飛沫の音で ヒンヤリします

ここからの道中の写真が抜けていますが、割とすぐに到着

樹齢千年以上 48m30cmの巨木

天然記念物『羽黒山の爺スギ』

そして大自然に同化して隠れている

五重塔は もう目の前



国宝 羽黒山五重塔

東北地方では最古の塔。
室町初期の建築構造で、約600年前に平将門が建立したと伝わる。


素木造りで釘は一本も使用しておらず、
三間五層・杮葺(こけらぶき)の様式で高さは29m。
慶長13年(1608)には、山形城の最上義光の修理があって
今日までに形を残しています。
伏鉢(ふくらばち)には、最上義光
修理した記録の銘が彫られている。

本来なら此処が目的地、これにて終了引き返し・・・ですが!

まだ道が・・・

階段が続いているのを見つけてしまって・・・