一人旅12回目(17県目) 鹿児島 霧島神宮

霧島神宮に着いた途端

霧雨・・・ならぬ本降り

次の目的地がアレなので、
火山灰が舞わないから良いのか、
苦行になるから悪いのか。
何れにせよ、雨音。


坂本竜馬、おりょう新婚旅行記念

今からちょうど130年前、慶応2年(1866年)日本の歴史の大転換期に坂
本龍馬と妻おりょうは、薩摩(鹿児島)に訪れています。
京都伏見の寺田屋事件(1866年1月23日未明)で幕史に襲われ
九死に一生を得た龍馬は、妻おりょうとともに霧島の山深く入り
温泉で傷を治しながらその足で霧島山(高千穂)の峯にある
天の逆鉾を見ようと妻おりょうと高千穂登山をしています。
姉乙女への手紙によりますと「天の逆鉾」を見て天狗の面に似ていると
二人で微笑んだと記されています。
下山途中は一面にみやまきりしまが咲きほころび美しい情景であったそうです。
またその足で霧島神宮をお参りし、大きな杉の木もあるが
御神殿の建物にも奥深いものがあると感じながらここに一泊しそこから
霧島の温泉に戻り4月12日鹿児島へ帰っているようです。
坂本龍馬が鹿児島へ訪れた行程は88日間と示され、
現在の新婚旅行とも言われています。
このことは龍馬が姉乙女宛へ送ったと言われる
手紙から抜粋し要約したものです。
参考文献(京都国立博物館蔵より)1996.12 霧島町 

天狗の面に似ている

( ̄∀ ̄*)楽しみだ

曇り空よりも暗い、雨空では何も見えませぬ。

何でも無い平日の朝、そして雨。
絶好の参拝日和?

先へ進みたくなる一本道。

傘を叩く雨音が、非常に心地よい。

本殿到着

まずは神楽殿から。

とは言っても、外装だけですが。

本殿に戻りまして


登ってみたいなぁ。無理だなぁ。

桜だったような・・・?
蕾だったような・・・?
雨で気が回らなかったか、記憶に無い。

誰もいない境内で、雨音だけが響き渡る。

刀が有ったら嬉しいけれども、近づけない。

来た道をまっすぐ。

途中ですれ違った巫女さん。
傘も赤色。一式に含まれるのかな。

更にすれ違った巫女さん。紅白の傘。

これにて霧島神宮終わり・・・かと思いきや、
見落とし発見! 戻りまして

さざれ石の岩男さんこと(※巌違い)


さざれ石

国歌に詠まれている「さざれ石」
この石は学名を石灰質角礫岩と云う。
石灰石が雨水に溶解してその石灰分をふくんだ水が時には
粘着力の強い乳状体となり、地下において小石を集結して次第に大きくなる。
やがてそれが地上に顕れて国歌に詠まれる如く、
千代八千代 年をへてさざれ石巌となりて苔のむすと云う状は、実に目出度いかぎりである。
この石は国歌発祥の地と云われる岐阜揖斐郡春日村の山中で
発見されたもので、その集結の過程状態はこの石を一見してよく察することが出来る。

上記文章は昭和37年文部省の中庭に贈呈された「さざれ石」の木札に記されたものと同文であり、国歌に詠まれている「さざれ石」については岐阜県揖斐川町出身の故小林宗一(号宗閑)氏によって発見解明されました。 

それにしても、さざれ石は各地にあるのでいまいち有難味が無い。

この水場の龍?も有名だと。

妙な愛嬌のある顔。

折角なので、もう一回

本殿を見まして。

今度こそ、霧島神宮を去りまして。

ふらふら駅の方まで流れ着き。

また『発祥』シリーズ・・・日本!?

日本発祥・・・・スケールが違う。流石霧島さん。

天狗さん怖いです。

・・・鳥居発見。どうせ霧島神宮だろう。

分かってる。でも、見つけた責任。
3度目の霧島神宮

もう、次へ行ってもいいよね。

次の場所こそが、この宮崎&鹿児島の最大イベント

この為に来たと言っても、過言ではありません。