一人旅12回目(16県目) 宮崎 高千穂 天岩戸神社

天孫降臨の地、高千穂

天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお隠れになった
天岩戸開き、あの天岩戸伝説を伝える神社

天岩戸神社

最初に向かったのは、天安河原

臼が置いてありました。

日が沈みがちなので、写真も安定しませんが。

少しヒンヤリした空気は、良い雰囲気。

何となく、気が引き締まります。

曲がりくねった道を進み。

滝や波は感じないけれど。

浸食されたような奇妙な形の岩。

雰囲気が素晴らしい。

河原らしい光景なのに。
違和感が凄いのです。

やがて、大きく口を開いた場所へ。

仰慕窟(ぎょうぼがいわや)と呼ばれているそうな。

この空間に入り、岩で閉じれば。

そんな神秘的な場所。

河原からの違和感。ここに極まり

只管積み上げられた石。石石石石石石石石石

沢山の石を積み重ねて祈願すると願い事が
  かなうとの信仰、慣習があるとの事。

連想するのは、鳥取遭難

訪れた賽ノ河原ですが。

瞬間、寒気に襲われまして。

ははは、もう日は沈みかけですからね。

ん? 益々明るくなって…

九州の日は長いと聞いてましたが、ありがたやありがたや

鎮座する 天安河原

ただただ、手を合わせて。

八百万の神々も、集まって相談するなら酒とおつまみ。

そんなお節介は駄目絶対。

願い事なんて皆目見当付きませんが。
積み上げて。



神社に戻り。

拝みたかったけれど、誰もいませんでした。
この時間じゃ無理だったかな。

縁が無かったと諦めました。

中央の鏡がありました。

近くに架かっている天岩戸橋

おじ様が手すりに乗っかっていました。

暗くなってきて。
山道を真っ暗の中駆け下りるのは怖いので、早めに切り上げました。
泊まるにしても、近くにいい場所が見当たらない。

いざ、人里へ!

高千穂の町並み。
段々となっていて、不思議な光景。

ちなみに人里までの道のり。
勾配が急なのに、やはり左右に振られ。

耳抜きしながら下っていく、
そんな下り坂。

街灯はありません。暗いです。
一寸先が右曲がりか左曲がりか。

前の車がいる時は見失わない程度に、90kmで急降下。
スピードは出ますが、ブレーキばっかり掛ける訳にもいかないので。

前に車がいない時は、ガードレールの反射板が心強い!
というか、それ以外光が無いのです。

そんなジェットコースターを40分くらいして。
寝床を見つけ、2日分の睡眠を。3時間くらい。

そして未明の宮崎を走り、次の場所へ。