22回目(28県目)大分 別府温泉保養ランド

いくつもの地獄を回避してきましたが

どうしても譲れなかった地獄 紺屋地獄


直接地獄に入っていると言うこと、お忘れなきよう・・・

別府温泉保養ランド


泥は土と水と空気の三つが結ばれて出来ている。

そして長い時の流れの中で風化して、

土は水からほどかれてまた大地へと帰っていく。

泥はまさに宇宙そのもの

左官教室』編集長 小林 澄夫 氏

こちら別府温泉保養ランド、紺屋地獄の特徴は

全国でも非常に稀な泥湯があること

適度な噴気、腐食粘土層、ミネラル水という
三大条件のもとにのみ産出される鉱泥は他に類を見ない
稀少且つ貴重な地獄から直結した温泉です。



 地球の中心から遥かな時を経て湧き上がってきた、この泥は乾くと
霧のようなパウダー状になるほど細かいものです。



 普通の温泉より比重が重く浮力が大きいので浸かると
不思議な浮遊感が楽しめます。

 風呂の中には掴まり棒があります。お湯の流れにもてあそばれないように、
しっかり掴まって下さい。重力を忘れ、宇宙遊泳をしているようなこの状態は、
血流をよくして、関節炎、肩こりに効果を顕します。




 体が開放されたこの状態は、硫黄成分の浸透力を非常に高め、
リュウマチ治癒に絶大な効果を発揮します。
 泥湯は全般に、水からの沸かし湯に比べ5倍の熱保有度を持ちます。
地下鉱泥ゆは、それよりさらに熱保有度が高く、
成分が濃厚で浸透が早いので長湯は禁物です。



 湯あたりしないよう10〜15分位で他のお風呂に移動するよう注意を促しています。
 尚、このような事情により年少者には強すぎるため、
乳幼児から小学生の方々迄、地下鉱泥湯の入浴は禁止しています。

1050円と、希少さを窺わせないお値段。

そう、希少と言うならば。



露天風呂が混浴なのです

残念ながら写真は無いので、感想的なメモを。

「長居したくなる温泉ですが、水分補給が困難。
お金を持ってきても、自動販売機が番台の外なので、
再入場できるか不安。


プロは脱衣所に飲み物を持参し、適宜補給している」

この写真の左側に自動販売機がありますが、この奥が番台。

奥へ行く前に、ちらりと周りを見渡す。
休憩にするには・・・雰囲気がちょっと?

廊下を渡りますが、この隣が露天風呂。


混浴露天風呂

いきなり話は飛んで、湯上りの感想。

「顔に泥湯を付けちゃ駄目って、書いてあった気がするけれど。

つるつる、すべすべになる!

老若男女 泥パックをして遊んでいた。すごく楽しい。
ツッパリ感は無く、肌が白くなった気がする。」

「小さい頃、砂場で遊んだ感触。ザリガニを取りに池に入った感覚。
  そういった懐かしさを感じた」

混浴について。

「4組ほど若いカップルがいた。

彼氏が彼女を守るのは当然だ。言うまでもない。
区切られた柵ギリギリで逢瀬する際、彼女の真ん前を勿論死守。
分かる。誰だってそうするよ


・・・けれど、ロマンが無い。ロマンが無いんだ!」

・・・とまぁ、何とも説明が出来ないのですが、素晴らしい温泉です。
隣の県くらいなら、月一くらいで通いたくなります。

混浴も、ひたすら開放的と言うか、自然と申しますか。
裸族の人はストレスなく、健康的に過ごせるのでは

サウナや一般的な温泉もあり、水分さえ補えれば、1日楽しめそう。

・・・一人じゃなくて、友人恋人家族なら、より一層かと。

・・・・うわん。