一人旅13回目(18県目) 愛媛 十円寿司

・・・あれ? まだ今治城の写真が

( ̄ー ̄)ゞ

ついつい魅入る、桜。


サクラ


桜は突然変異が多い植物として知られており、花弁や雄蕊の変化、
花の大きさ、色の変化、実の増減などが多分に見られる。

時には枝ごとに突然変異を起こすこともある。

この特徴から、様々な場所にあわせて変化し、
多くの自然種が生まれている。
また、自家不和合性を持つものも多いため
一代限りの突然変異も稀ではない。
自家不和合性を持つ場合、次の代には同じ特徴が受け継がれない事が多い。


何でも無い所で咲き誇り、愛でる頃には散りゆく。

「サクラ」と一括りできない種類の多さ。
そして、突然変異しやすく、受け継がれにくい。

人間みたいだと、私は感じます。

愛でられる人間ばかりでは・・・とも思いますが。



生まれた時ですら、祝福されない人もいますし。

愛されなかったということは、
 生きなかったことと同じである

誰かの言葉。

どう捉えるか、何を思うか。

閑話休題

我慢できず近くにあったスーパーで購入

出来立ての香りに誘われた

イワシハンバーグ

海を眺めてきたので、海の幸が恋しくなりました。

豆腐ハンバーグのような食感。
魚臭さが無いので食べやすいですが、
折角なので、もう少しイワシらしさがあると嬉しかった。


勿論、これだけでは足りないので。
昼食に選んだのは

十円寿司


昔ながらの食堂! ってイメージのお店。
開店時間もきっちりしていないようで、
急にお休みになることもあるとか。

開店30分前に車を止め、近くのコンビニで時間を潰し。
開店10分前には気付いてもらえたのか、早めに開店して下さりました。

ありがとうございました!

回転していないお寿司は、人生で2度目。
ちょうど1ヶ月前に、初めてを///

目玉にしてオススメ、代表のメニューは
『1貫10円のお寿司』

25貫 250円という驚きの安さ!

・・・色んな種類を一杯食べたい。
だからバイキングが好き。

1貫10円、理想のお寿司ですよ!!

「10円寿司とお吸い物でいいね」

他県ナンバーが開店前から居座っていれば、
お目当ても分かるのでしょう。

お願いします、と注文し、周りを見渡す。

お洒落とは縁遠い、シンプルなカウンター席。
私は勿論、こちらの雰囲気の方が好き。

座敷はこちら。
簡素な造りで狭いお店。
チェーン店にはない居心地の良さが、確かにあります。

私はカウンター席の一番右へ。
黒電話!

目の前には醤油。
これを付ければいいのかな。

溢れんばかりの火!

黙々と 大きな手で 小さな寿司を握る御主人。
早い。丁寧な動作なのに、めちゃ早い。

見惚れる時間も無く、
完成した10円寿司

(〃´・ω・`) 小さくって、可愛い

10円玉を一回り大きくしたくらい。
もしかしたら、500円玉といい勝負かも。

出来上がりを見て分かる、1貫1貫の丁寧さ。
たかが10円、されど10円の仕事は、さすが職人です。

こちらも出来上がった、お吸い物

10円寿司 250円。
吸い物   200円。

合計450円でこのお料理。

・・・ちなみに、時代の流れに逆らう、
昔懐かし(税別)の表記です。ご注意を


(* ̄∇ ̄*)

8種類?
艶々してて美味しそうなネタ

正直、『安かろう悪かろう』も覚悟していましたが、
臭みは無く、自然な弾力、瑞々しさ、舌触り、味。

美・味・し・い( 。-_-。)ポッ

お吸い物は、だしは薄口で味っ気がないと思いましたが。

つみれに惚れました

魚の骨も砕いてまして、魚介の旨みを堪能できます!
ざらざら、サクサクといった食感も楽しい。
魚臭さが無いのに、旨みが凝縮。

解しながら飲むと、最高だったんでしょう。

小さくとも25貫、お腹を程良く
満たしてくれます。

・・・・テヘヘッ(*゚ー゚)>

いやはや、1皿で本当に満足できますよ。
私はよく食べる方ですし、縁が合う時に、ね。

2皿目も手早く握って頂けました。
一つ一つ人の手と言う効率の悪さ。
それをマイナスとは、私は思いません。

口コミで皆さん書かれている通り、
『市場で値のつかないような小さな魚や
地物の魚などを安値で買い取り、
そのため握りも小さくなった』

パフォーマンスやウケ狙いじゃない、
多くの人に食べてもらう努力。
この日はそういったお金の話も少し耳にしましたが、割愛。

湿っぽい話を、改めて美味しいと思い直させる、まとめ方。
御主人&奥様の話術。素晴らしい。

地元のお客さんも数名入られ、皆さん10円寿司とお吸い物。
高齢の御主人、愛されている分、少しでも長く、健康に営んで頂きたい。

(調理場の包丁の)写真を撮っていいですか? と聞いたら
くるり と背中を向けられた御主人

拒まれた! と思った瞬間、男の背中を撮れと言うことか!!と解釈
「撮りますよ〜」と念を押して確認。無言のまま同じ体制。

きっと、その解釈でよかったんですよね、御主人。


最後になりましたが、お寿司はバラつきがあります。
御主人が一つ一つ握るので愛嬌ですが、
きついワサビが、紛れてます。

ツーン! が引いた後、
最度ツーンッ!が押し寄せる。

嫌な辛さでは無いですが、子供には厳しいかも。

御主人&奥様、どうかお体を大事に、長く愛されます事を。
ご馳走様でした。