一人旅11回目(15県目) 鳥取 大山寺、賽の河原 その2

感動している中、目を凝らすと・・・

変態七つ道具で目を凝らすと・・・


・・・単眼鏡が何番目で、他に何があるかなんて考えていませんが。
・・・何となく、単眼鏡って変態の嗜みじゃないですか?

                人が!

そんな装備で大丈夫か?


間違いなく、死亡エンドまっしぐら。


・・・人目が無く、後に予定が無いならば。


ほんの少ぉ〜〜しだけ、

挑戦してみようと思いますが。


私には、予定があるんだ!


賽の河原に行って、


妖怪に会いに行くんだ!!!



とんだ死亡フラグを胸に秘め、

足跡を踏み追い縋った

勇者御一行に別れを告げる。


めっちゃ恰好いい、後ろ姿


大自然に挑む背中、痺れます。

そして残された、愚民ぼっち。

・・・迷子に定評のある私


「遭難」という言葉が頭から離れません。

無理に進んでも、DEAD ENDは免れない


「行きはよいよい、帰りは怖い」


行き以上に慎重に、

足跡を辿る人生を必死に。


小ネタ。

どこかに書きましたが、
この時の私の服装は
上下 無地の 黒。


靴、靴下に至るまで 黒。

髪は伸ばしっ放しの 黒。

口元まである、 黒。


まっ黒黒助の私。



こんな白銀の世界に、

徒手空拳の

まっ黒黒助

・・・・悲鳴を上げられても、致し方ありません。

こんな場を借りて、改めてお詫びしたいと思います。

そんなこんなで、本殿まで無事に戻り切り。

落雪の凄さに感激したり。圧死するんですよね、きっと。

  憧れていた


  雪の壁。

この時、9時ジャスト。

日が差し、提灯に灯される構図に。

先程の本殿で神主さん?にお会いし、

賽の河原について伺いました。


「天狗かと思いました。」 お茶目な方です


「近くに川が流れていますが、この雪じゃ

川は勿論、河原も埋もれて見れませんよ」

言われて気が付く。


そりゃそうだ。



不思議なことに、鳥居が低くても、清め場に届かなくても。
足がどれだけ埋まろうとも、崖のようになっていても。
字面の遥か上を歩いている、登っているというのに。

全く、河原が埋まっていることに気が付きませんでした。


さすが、神主殿。
愚民とは着眼点が違います。


川・・・でした。



河原・・・だったのかな。



賽の河原を目指し



雪山に挑んだ、蛮勇の話。